Report
報告業務
Detail
詳細な報告書
Digital Data
電子データ
私たちの作成する調査報告書は、調査活動の結果や詳細な情報を包括的にまとめた文書です。この報告書は依頼者に提供され、調査の成果や結果を明確に示し、法的手続きや意思決定への参考となります。
昨今では、調査報告書の提出を文書以外に電子データでの提出も行っています。電子データを用いた報告書は一般的になりつつあり、コンパクトで持ち運びが容易なうえ複製も安易なことから、一見便利に思えますが、セキュリティ対策を十分に行ったうえで扱わないと情報漏洩のリスクが高まるため注意が必要です。
Detailed Images
詳細な画像
科学技術の進歩は撮影機材を高性能化し、証拠収集と監視能力を向上させ、効率化と信頼性をも向上させました。しかし、それに伴う法的な課題や倫理的な懸念も考慮する必要があり、技術の進歩に適切に対応し、法律と倫理規定を順守することが求められます。
これらの進歩は探偵業界に恩恵を与え、調査活動に大きな影響を与えていますが、具体的にどのような恩恵があったのか、いくつか列記してみます。
01.
高品質な証拠収集
高感度・高解像度のカメラやビデオ機器の普及により、暗所撮影や鮮明な画像撮影が可能となり、調査の信頼性が向上。
02.
隠密性の向上
設置や携帯が容易な小型カメラ技術の普及により、隠密性が向上し、撮影場所や撮影機会が増加。
03.
エネルギー・ストレージ技術の向上
バッテリー性能の向上と大容量データストレージ、クラウドストレージ等の普及による、長時間撮影の延伸、データの共有。
04.
データの分析と共有
データ処理技術の向上から、画像データの整理分析が容易になり、途中経過報告や連絡業務における画像共有が簡易化。
05.
監視の多様化
ネットワークカメラやwifiダイレクトカメラはライブ・ストリーミングを可能にし、特定地点の遠隔監視を容易にする。
上述ように、撮影機材の高性能化や周辺技術の向上は、高品質で効果的な証拠の収集が可能となり、調査の効率と精度が向上し、調査報告書に添付される画像資料の割合が多くなる傾向にあります。高いプロ意識を持って収集した画像資料は、私たちの調査活動を裏付け、難しい決断を支える有益な情報として利用できるものとなります。
Smooth
円滑な業務
Progress Report
途中経過報告
私たちは調査業務を円滑に進めるために必要に応じて途中経過報告を行っています。
調査進行中においては予想もしない事象が発生することはよくあり、当初の計画通りに進まないこともこともあります。
そう言った場合、途中経過報告によって適切な対処策を共に検討することができ、調査戦略やアプローチを調整し、調査方針を修正することができます。
途中経過報告は依頼者にとって有益であるとともに、調査の進行において非常に重要であると考えています。
01.
進行状況の明示
依頼者に調査の進行状況を詳細に説明し、何が行われているかを示します。これにより、調査がどのように進行しているかを理解し、不確実性を減少させることができます。
02.
新たな情報提供
依頼者は追加の情報や指示を提供できる機会となるため、調査の成功に寄与することができます。情報収集の精度があがり、スピーディーな業務が行えます。
03.
問題の早期発見
調査中に発生した問題や障害があれば報告し、対処策や改善案を提案することによって、問題の早期発見につながり、調査プロセスの効率性を向上させます。
04.
調査戦略の調整
途中経過報告を通じて、調査戦略やアプローチを必要に応じて調整することができます。依頼者からのフィードバックや新しい情報に基づいて、最適な方法で調査を続行できます。
Alignment
連携
探偵業務における弁護士との連携は、依頼者の問題解決に向けて非常に重要な役割を果たします。探偵と弁護士は、それぞれが専門とする領域で協力し、証拠収集は探偵業務、法的手続きや裁判は弁護士が行い、依頼者の問題解決に取り組みます。
Court Documents
裁判資料
裁判資料を取り扱う調査報告書の場合、法的な手続きを遵守する必要があり、その情報や証拠が証拠能力を持つのか、合法的に入手されたものなのかが重要な点となります。
私たちは弁護士と連携することが多いことから、アドバイスを仰ぎ指示に沿った調査報告書の作成を行っています。
調査手法や情報収集のプロセスに細心の注意を払い、証拠の信頼性や法的な適合性の確保を踏まえて、正確な情報を提供することにより、訴訟を有利に進めることができます。
結果報告
Results
Report Structure
報告書の構成
探偵業務の調査報告書は、調査結果や証拠写真などをまとめた重要な文書であり、できるだけ詳細かつ客観的にまとめることが要求され、明確に情報を伝える役割を果たしています。
また、探偵業務は法的な要件やプライバシーに配慮する必要があるため、正確性と信頼性が不可欠となり、証拠の取得方法やその確度を示すことが重要です。
報告書の書式は調査状況や依頼意図によって異なる場合があり、必要に応じてカスタマイズし、専門知識や法律に関するアドバイスを専門家から受けることもあります。
ここに私たちの作成する一般的な調査報告書を順序立てて表記してみます。
01.
調査表題
報告書のタイトル、ご依頼者様の宛名や調査対象者の情報、報告書の作成日などを示します。
02.
調査目的
特定の事象や状況に対して行われる調査の目標や意図を示し、調査の目的や依頼内容を明確に記載します。
03.
実施日時
調査に費やされた日数や時間、どのような調査手段を利用し情報収集したのか、実施日時などを詳細に記載します。
04.
調査概要
調査の主な結果や見つかった事実を要約し、調査の全体像を把握できるようになっています。
05.
調査結果
実際の調査結果を客観的に記載し、取得した証拠、写真や映像などを含めて詳細に記載します。
06.
結論
調査の結果から得られた結論を明確に記載し、依頼内容に対する解釈を示します。
07.
備考
追加情報や特筆すべき事項を記載する項目になります。報告書内で触れられなかった重要な点を含めます。